暮しの仮想通貨

いっしょに考えましょう、通貨の未来について!

【仮想通貨と確定申告】その1 正しい取引の記帳について考える

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おなじみのマーケットキャップ。

8月1日以降、5月バブル相場の再現のような好況がつづいています。そして8月6日には、6月13日ごろのバブル相場ピークの規模を更新!

こういうときは精神的に余裕が出ますね。

 

Blockfoilioを何度チェックしても、保有資産が悲しい状況になっているときは「納税」について考える心の余裕なんてどこかに行ってしまいます。

相場に元気があって、心に余裕があるときこそ、来るべき「納税」に備えてちゃんと考えておきましょう。

 

さて、仮想通貨へは今年参入組の方、大変多いと思います。

かくゆう僕も参入開始は今年4月。なのでまだ仮想通貨取引による納税はまだ経験がありません。納税すなわち確定申告。確定申告には日々の備えが必要。備えあれば嬉しいな。違った、備えあれば憂いなし。

 

納税に対する考え方について、いつも参考にさせていただいているマナ様の記事が大変参考になりました。まだお読みでない方は、本日の記事をお読みになる前にぜひご一読ください。絶対にためになりますよ。

bitcoiner.link

 

マナ様の記事のとおり、仮想通貨の納税に関しては税務署により見解が異なるのが現状のようです。

また今年は4月1日に仮想通貨法(改正資金決済法)が施行されたり、7月1日より仮想通貨の取引について消費税が非課税になったりと、法規面での改正が相次ぎました。ということは、税務署の見解も昨年までとは大きく変わってくる可能性もあります。

bitcoinlab.jp

thefinance.jp

 

税率や利益に対する解釈など不透明な状況が今後もしばらく続きます。

というわけで僕たちが今取り組んでおくべきことは、その不透明な部分を予測することではなく、来るべき確定申告に備えて、取引を正しく記帳しておくこと。

 

本日は取引の正しい記帳について考えておきましょう。

記帳の意義

記帳の意義はズバリ、「利益を把握すること」。

所得税は「利益」に対してかかります。なので1年間の取引で得た「利益」が一体いくらなのか?を正しく把握できるようにしておくことがとても大切。来年の2月頃になって重い腰をあげても遅いんです。きっと1年分の取引を遡って正しい「利益」を計算するのなんて、途方にくれてしまいます。絶対に逃げ出したくなりますよ。えぇ、特に僕は。何の事はない、所得税減税のための確定申告だって、終わってみれば大したことない作業なのに、取り掛かるまではすっごく面倒で気が重くなるんです。

そうならないために、取引のたびに記帳をしておきます。

まずはじめに、本業があってサイドビジネスとしてビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)の取引をしているのであれば、仕訳け・記帳は必要無いそうです。

青色事業者で仮想通貨取引をした場合の確定申告記述方法

もちろん青色事業者や法人でなければ、記帳は義務ではありません。

しかしここで言う記帳とは税務署に提出するための複式簿記による記帳のこと。

税務署に提出するための複式簿記による記帳ではなくても、自分の利益を計算するためのメモ的な記帳は絶対に必要ですよ!

 

この記事は長くなりそうなので、何回かに分けて書くことにしましょう。

今回のまとめ

確定申告には、正しい利益の把握が必要。
記帳の意義は、正しく利益を把握するため。確定申告に備えて、記帳しておくことは絶対に必要!

次回に続きます。

Poloniexあるある 送金エラー、もう慣れっこになってる件

あ゛ーっ。。

またなのぉ。何度も送金先のアドレスを確認して、絶対に間違いない!、って確認してから送っているのに、やっぱり届かないんだよなぁ。

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Poniexあるあるですよね。これ。サポートチケット何度取ったことか。

Poloniexサポートからの返信はあったりなかったりですが、大抵数日で着金してことなきを得るので、ちょっと慣れっこになっています。

しかし気になっていたDEG様の記事と同じ、ETH送信にてCompleteと表示されているのに着金しないトラブルが、まさに自分にも襲いかかりました。

www.bitcoin-trade.info

記事によると、51ETHが行方不明。当方は19.97ETHでDEG様よりは少ないですが、やはり大金。

DEG様はCompleteと表示されているが、Txidがpendingの状態で変化がないとのことですが、当方はCompleteかつTxidもしっかりと表示されています。

なのに届かない。。?

EtherscanでTxidを確認すると、

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となってしまうんです。はて、Txidが発行されているのにスキャンできない。どうして?

慣れっこなので、サポートチケットとりました。慣れぬ英語で。 

Hi.
はーい。
I send my ETH to my wallet a few hours ago.
2,3時間前にウォレットにETHを送ったんだよね。
The status showed "complete" immediatery, and Txid was issued.
ステータスはすぐに「Complete」になって、Txidが発行されたんだよ。
But the ballance of my wallet never changes for several hours so I tried to check Txid at Etherscan.
でもウォレットの残高が一向にかわんないの。んでEthrerスキャンでTxidをチェックして見たの。
Then the result was "Sorry, We are unable to locate the Transaction entry".
したら「ごめんね、そんな取引どこにもないよ。」だって!
It is strange that Txid is issued, but I can't confirm the transaction.
Txidが発行されたのに、取引が確認できないなんて不思議だよねー。
I need your help.
もーいや。早くなんとかして。

同類のサポートチケットの英文でお困りの方、よかったらコピペしてどうぞ。

っていうか、「Poloniexのサポートチケット例文集」とか作ったら需要ありそうな気がしてきました(笑)

さて送信完了。たまに数時間で返信あるんですけどね。今回は音沙汰なし。

 

「poloniex txid 届かない」でググって見たら、まさに同じケースでやられた方のブログが見つかりました!

www.hibineta.com

この方の顛末は、

知らぬ間にTxidが置き換わっていて6時間後に無事着金していた。

おお、神ブログ。おかげで希望がわいてきました!

仮想通貨、社会のインフラになるよう期待しているんですけどね。でもこの送信するたびにアドレス間違えてないか不安にかられるのと、実際送金エラー頻発するのだけはなんとか早期に改善してほしいです。いや、これ改善しないと絶対に普及しないよ。

しかも通常は、取引所のGOXリスクに備えて、ウォレットに保管!がセオリーですが、Poloniexに関して言えば、出金時が最大のリスクになっている(笑)いやいや、笑えないっす。まじで出金がこわいから、ごっそり置きっ放しになってます。少なくとも今回の送金が完了しないと、こわくて次の送金ができないです。

ちなみに当方は、12時間以上たっても音沙汰なし。。

DEG様と、僕のETHが無事着金しますように!

経過は、この記事を更新して必ずご報告します。

ご報告!

8月4日、15時20分ごろ、無事着金していましたー!

やっぱりまったく別のTxidに置き換わっていました。上のブログのひびねた様と同じ状況でした。こちらは解決まで丸2日ちょっとかかりました。

今回はPoloniexサポートからの返信は今の所ありません。きっとサポートチケットとってなくても自動的に解消してたっぽいですね。

送金トラブルのたびにやきもきしますが、だいたい数日で解決するので結局またPoloniexで取引しちゃうんですよね。うん、やっぱりPoloが好きなんです。

あとはDEG様のトラブル解消を、陰ながらお祈りしています。

BCC誕生! アルト上げ! が正解

8月1日、蓋を開ければタイトルの通り。

BCC誕生! アルト上げ! 

となりました。

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僕がBTCを調達していたPoloniexのBCC取り扱いに対するスタンスは玉虫色。フォーク当日になっても具体的な発表なし。

なので8月1日午前にTrezorへ送信を試みましておりましたが、こちらが見事にPending。まずい、さてはフォーク当日ということもありすでに入出金停止になっているのでは?と焦りましたが、数時間後無事着金を確認。

よし、受け入れ態勢整った!あとは待つのみ!

BCC誕生!

注目のフォーク日時、21時20分。直前にBCCサイトを確認するとフォーク日時の欄の時刻が消えているのに爆笑!本当にフォークするのか?どこで確認するのか?相場はどうなるのか?ワクワク。

BTCBOXは22時からBCCの取引開始を公表していましたが、指定時刻の21時20分にフォークを確認する方法がわからない。TwitterとCoinCheckをにらめっこ。そして、

21時20分、BTC大きく下げ。

28万円ぐらいまで下げて反発、結局以後大きく下げることはありませんでした。

やっぱりみんなが意識している時刻には大きく動くもんですね。というかみなさん勇敢。せっかくBCCゲットのために買ったBTCも、まだBCC付与されているかわからない段階での売りです。

Twitterを見ていると、ほどなくして、

 

おお、1ブロック生成。

本当に生まれた!Happy Birthday BCC!

ハッシュパワー弱々で、次のブロック何時間先かわかんないけど。BCC掘るマイナーが0にならなければ、なんとかこのまま維持されるはず。

8月2日20時現在、ViaBTCのプールで4ブロック掘っている。思ったより早い、のかな?

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 頑張って難易度調整まで持ちこたえて欲しい。

きになる価格は、

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Bittrexにて、なんと、一時約10.5万円まで高騰!(1BTC@300000JPYで換算)

そして20時現在約9万円。

ぜんぜんハッシュレート比になってない。

ご祝儀相場ですかね。大きく下げそうな予感大ですが、まだTrezorより取り出すこともできず、今日はこのまま様子見確定。Trezorのファームウェアは1.5.1にアップデートしましたが、まだBCC(TrezorではBCH)は表示されません。

アルト上げ!

そしてアルトくんたちが待っていましたとばかりににゅるにゅると反発開始。ここ数週間の雪辱を晴らすかのように上げました。

僕の予想では、フォーク直後BTCは大きく下げ、そしてアルトくんはまたもやつられてBTC以上に下げ。でしたが、これは完全にあてが外れました。

BTC下げない。そして、アルト上げ。

はい、これが結果。特にXEM、勢いがあります。

予想ははずれて完全にアルトに関しては出遅れましたが、大きなイベントを終えてなんだかすがすがしい。

あとは今後、動向を見てアルト買いのタイミングを伺います。

8月1日

ついに、8月1日。

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ほんの数週間前までUASF始動の日として恐れられていたのに、打って変わって相場はお祭り騒ぎ。今日はビットコインハードフォークの日!午前6時現在で1BTC@2880USDT付近。6月11日の最高値に迫る勢い。

 

幸い昨日は仕事が休みだったので、Poloniexにて1日相場をチェック。BTCの買い場を探していました。しかしBCCゲッターたちの買い需要、想像していた通りというか、想像を超えてというか、とにかくBTCは高騰しすぎ。。さすがに追加購入はできないと判断。結局昨日は取引なしです。

  • 1BTC@2640USDT
  • 1BTC@2630USDT
  • 1BTC@2620USDT
  • 1BTC@2500USDT

これまでになんとか合計4BTC手に入れました。PoloniexはBCC対応してないっぽい?のでTREZORへ送信。

 

アルトくんたちも予想通り、お値ごろラインを維持していましたが、悩んだ挙句に追加投資は見送りました。

Twitterなどで、諸先輩方の同行をうかがっていると、BCCゲットはあきらめて、アルト買というご意見が多いと感じましたが、その理由は、

「ハードフォーク完了後(もしくはハードフォーク空振り後)、BTCはかなり売られそう。」

というものでした。

たしかに、僕もそう感じています。ハードフォーク後にBTCを買いに行く理由はほとんどないですから。だとすれば売られる。

BTCが売られる。ならば、アルトくんたちはもっと売られる。

最近の市場の動向は一貫してこうでした。ほんと、かわいそうなぐらい売られました。悪いのはBTCなのに。そして、かたやBTCは最高値近辺まであげているんですからね。アルトくんたちは飛んだとばっちりです。

 

ということで、急激にBTCが下げる中、アルトくんたちが敢然とあげてゆく展開は想像できませんでした。というわけで僕の予想では、アルトくんもつられて下げる。ならば、もう少し下で待ってから迎えにゆこうという戦略です。

 

さて、本日21時20分、どう動き出すでしょう。

っていうか、フォーク日時指定で、ブロック指定ではないんですね。

 

JihanもViaBTCも他人事のようなスタンスだし、一体当事者は誰?という謎のハードフォーク。それでも市場はすっかりBCCに夢中。例のHPはなんだか冴えないし、やっつけで作った感がすごいのにね。フォークしない可能性も相当に濃厚ですけど。

 

そして、PoloniexからTREZORへの送信、ずっとPending。やっぱり外に送信する人多いのね。お願い、21時20分までには届いてー。

相場は熱いが、今日も眠い

市場の反応、思ったほど早くなく、今日のところはアルト勢下げに向かっています。

今朝のエントリーを書き終えた後、指しておいた注文のうち、

  • 1BTC@2640USDT
  • 10ETH@202USDT
  • 10ETH@201USDT
  • 100ETC@14.4USDT
  • 100ETC@14.3USDT

以上がヒットしてました。

BTCは上げましたが、ETH、ETCはそこから大分下げています。

仮想通貨投資は出口は数年スパン or 無期限で考えているので、ポジった後にあげるより、下げてくれる方が嬉しい?ですかね。後々じわっと上げてくれればいいんです。

本当は、底値で全力買してあとは放置、そして爆上げが理想なんですけど、さすがに1点全力買で底値は拾えないですよね。ドルコスト平均法的な分散買いをしながらお得感を味わうとすると、やっぱりナンピンで買い下がっていった方が、最初のエントリー開始後順調に上げた場合よりもたくさんポジションもてますから、やっぱりお得なんだと思います。

 

はい、これ、買ってすぐに下げた時の最高の言い訳にしてます♪

 

8月1日直前のBCCゲッター需要がありそうですから、やっぱりそのへんがアルトセールタイムなのかもしれません。それに向けてすこしずつ買い下がっていく予定です。でもBTCももう少し持っておきたいなぁ。今は1BTC@2800USDTをすこし割っているあたりでかなりの高値圏ですからね、やはりむーん。となってしまいます。

さて、連日のニュースや相場ウォッチ、そして連日ではないですがブログ投稿によって寝不足気味。やっぱり健康には睡眠第一ですからね。ちょっと自重しないといけません。でも、やっぱりおもしろいですねぇ、ワクワクが止まりません!特にブログを書き始めてからは自然とより動向にじっくり向き合うようになったので、ワクワクが加速していると感じています。

ビットコイン分裂騒動には消耗させられる反面、「非中央集権的」ならではのカラクリやドラマがあり、本当に面白い! そしてそこに通貨の未来を感じます。「中央集権的」な通貨だったら絶対に生じない騒動ですからね。このあたり、また後日記事にしたいなぁ。 

そうそう、私もXEM推しの元NEMBER(現在ポジなし)。

今日は19円台でついにXRPを抜いた!と盛り上がりましたがその後下げてくれました。

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ネム気、に後ろ髪を引かれますが、眠気にはかないません。今日はこのへんで寝るとしましょう。

おやすみなさい。 

BTC-e Gox!真犯人逮捕!とかあっても今は上げムード?

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昨日のトピックといえばこれでしょう。

btcnews.jp

かのMt.Gox事件の真犯人逮捕か?の報道。

7月27日未明、午前2時52分、マウントゴックスから消失したとされるビットコインの独自調査機関WizSecが、マーク・カルプレス被告の犯罪を否定する新たな証拠を掴んだと発表した。

真犯人として浮上したのは、26日にギリシャで逮捕されたアレクサンダー・ヴィニクの偽名を名乗る38歳の男。ビットコイン取引所BTC-eの運営者のひとりとして知られる。2011年からBTC-eを通じ、ビットコインを用いた40億ドルの大規模マネーロンダリングを組織的に行ったと米当局、ギリシャ警察の共同声明は述べた。サイバー犯罪の規模としては、最も大きな部類になる。

仮想通貨参入歴の浅い私でもMt.Gox事件は事件当時から知っていましたが、BTC-eという取引所は初耳でした。

そして、この報道が出る直前から、BTC-eにはアクセスできなくなっていて、さてはGoxしたと、界隈では話題になっていたのですね。その裏には今回の事件があり、アクセス不能となっているのは、事件の捜査が理由のようです。

 

なんとも、闇が深い。

 

この事件を通じて感じたのが、

  • 仮想通貨のマネーロンダリングって、実は相当ハードルが高い
  • そしてそれを調査している「WizSec」っていう超すごい団体がいる
  • 今回の報道の相場への影響

です。

マネロンむずい、WizSecすごい

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これが、WizSecが公開している、Mt.Gox事件で盗まれたBTCのフローだそうです。

うん、なんだかすごすぎて全然わかりません。ただ伝わってくるのは、取引が全部捕捉されていて丸見え、というイメージ。

そう、仮想通貨って、アドレスの持ち主の特定は困難ですが、その取引履歴はさすがはブロックチェーンなだけあって、トレースしようと思ったら誰でも可能なんですよね。だから犯人からしたら、いくら巧妙に経過の取引を装っても、最後のFIATに変える部分でどうやったった足がついちゃう。最近は取引所のKYCが相当厳しいですから。

さすがヨーロピアンさん、この辺りを秀悦な記事にされています。

steemit.com

 容疑者はMt.GOXから得た巨額のビットコインの現金化に、通常の取引所を利用することは考えていなかった。自身のマネーロンダリングのために、BTC-eという、あえてKYCゆるめの取り取引所を開設したというのが闇の真相であれば、スケールでかすぎ!驚愕!としかいいようがありません。

しかしマネーロンダリングのために、取引所まで開設しなければならないなんて、ビットコインの高い透明性を証明してくれたようなものです。これはビットコインの健全な発展に貢献する、グッドニュースになったと感じます。

相場への影響

ethereum-japan.net

墨汁様によると、25日の暴落のきっかけになったBTCの一気売りは、この事件報道がきっかけではないかと。

25日からの一連の1万BTCを超える売りは、各情報が明かされた際に大きな売りが行われており、ハッカーによる売却というよりかはビットコイン盗難による投げ売りを懸念してのリスクオフの売りではないかと考えられます。

情報早い人がいるもんです。

でもその暴落、半日程度でわりと早く収束しましたよね。

「ビットコインGox!」「ビットコイン逮捕!」の報道が出れば、相場はもっと大きく長期に下げそうなイメージですが、そうはなりませんでした。

やはり今はBCCゲッターたちのBTC買い需要がありそうです。

レンディングの金利も高騰しているみたいだし。

でも結局今も、むーん。 

そして、暴落なう

おさらいしましょう。ビットコインの最近の動向。

  • 7月18日 bitcoincash.orgのサイト出現
  • 7月21日 BIP91ロックイン
  • 7月23日 BIP91アクティベート
  • 7月25日 Bitmainがブロクにて声明「BCCは当社とは無関係」

特にBIP91ロックインを前に、8月1日のUASF回避ムードが高まり、ビットコインはにゅるにゅると回復したという印象があります。

今振り返ってPoloniexのチャートで確認すると、7月16日に反転を開始。

そして20日以降は持ち合いになっていました。

市場の反応は早い。

 

個人的には先日まで、買い始動には懐疑的でした。

根拠はヨーロピアンさんの記事

JihanやRogerVerは既に大量のビットコインを所持しています。これは考えたくはないケースですが、フォーク後に敵対的行動として売り浴びせを行う可能性も否定できません。

これに同感。

8月1日のUASFを回避したとはいえ、ビットコインキャッシュの分岐をちゃんと見届けないと怖い。

しかし昨日のBitmainブロクで、「BCCは当社とは無関係」と発表されもうワケワカメ。発表を信じればビットコイン売り浴びせの可能性も低そうだし、そろそろ買い始動かな、と思いはじめたわけです。

そして、暴落なう。

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こうしてみるとわかりやすい三角持ち合い下抜けになっています。

午前5時30分現在、チャートを見ていても下落の勢いが止まりません。 

 

 Twittterでは、

とな。

仕手?の一発で地殻変動。結局材料なんて関係なく動くときは動きますね。

マーケットキャップ1位のビットコインでさえ、まだこんな規模。

でもだからこそ、今後の大化けに期待ができるんですよね。

今日はちょっとだけ買うつもりでしたが、このチャートでは正直エントリーできない。

チャートをじっくりみてエントリータイミングさがす自由がほしいなぁ。。

追記

午前6時ごろ、反転を確認して買い。

1BTC@2500USDT

えっ!? BCCってJihanコインじゃないの!?

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今日のトピックは、何と言ってもこれ。

blog.bitmain.com

 

7月18日に突如出現したサイト、bitcoincash.orgは、てっきりJihanが提唱するUAHFそのもののサイトだと思っていたけど、なんとびっくり!本日Bitmainのブロクにて、「あれはうちとは関係ないよ。」との肩透かし発言。

 何だって!?

 

BitmainはUAHFを促進する人々を制御できません?

 

UAHFの言い出しっぺってあなたじゃないの、Jihan? しかもUAHFの発動条件って、UASFが発動してかつビットコインエコシステムに危機が迫った場合、ってそんな条件だったの? たしか、ビットコインキャッシュのHPには無条件で8月1日の指定時刻にフォークしますって書いてあるだけで、UASFうんたらの条件なんて、どこにも書いてないよね。。 

ちゃんと和訳しましたよぉ、

nablog.hatenablog.jp

 

すっかり消耗してます。

問題のブログ、早くも和訳アップされてました。

medium.com

 

今回のBitmainブログでの発言を整理すると、

  • BCCはBitmainが提案したUAHFの考えに基づく通貨
  • だけどBCCの開発はBitmainではなくViaBTC主導で進行中
  • BitmainはViaBTCに投資しているが、発言権はない
  • Bitmainは引き続きSegwit2xの実装をサポートするが、BCCの観察も継続
  • つまりSegwit2xとBCCの両方をサポートする可能性を排除しない

 

おお、なんとも、玉虫色の見解。

 

しかし、このブログを読んで気付かされるのはBCC=Jihanコインという見方が単なる我々の誤解だったのかもしれないということ。

BIP91ロックインに向けて、AntpoolなどのBitmain系マイニングプールはたしかしBIP91をシグナルしていました。「BCCサ立ち上げて、おらこんな村出て行くべぇ!」って意気込んでるわりには何でかな?って不可解に思っていたけど、本当にBCCがJihanの手によるものでなくて、 基本Segwit2xサポートってスタンスならなるほど腑に落ちますわ。

仮想通貨参入歴の浅い私には、Jihanさんの人格に先入観はないのですが、界隈ではかなり老獪?な人物と評価されているようですね。ならば真意を読み取るのは難しいのかもしれませんが。。

すっかりBCC=Jihanコインと認識していたので、分裂後のBTC売り浴びせによる暴落もありと思っていました。しかし今回のブロクが真意だとするとそれはなさそう。ならばBTCはやはり今買いなのか。。とはいえUASFのくだりから追加投資は8月1日以降と心に決めていたので、今更フットワークよく買いにも走れない。もうワケワカメ。

 

実は現在全資産USDTに退避中(恥)、そのわりにしっかり消耗してるなぁ。

BIP91って何? bits1って何? 爆上げ相場のキーワード

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爆上げ相場、継続中。

BIP91がロックインされたことに加え、ネットワーク分裂回避に必要な、Segwit支持シグナル「version bits1」も95%以上確認されていることが安心材料となり、買いにつながっているのでしょう。

doublehash.me

 

さて、BIP91やら、bits1やら、難解な用語が頻出しています。

一生懸命しらべたけど、これ絶対忘れる。

理解を固めるために、ノートしておきます。

 こちらを参考にしました。

zai.diamond.jp

BIPって何?

【BIP】

BIPとは、Bitcoin Improvement Proposalsの略。「ビットコイン改善提案」のこと。
ビットコインの改善提案は、提案ごとにBIP○○と番号が振られている。

最近よく見かけるのは、BIP9、BIP91、BIP141、BIP148の4つ。

【Segwit】

ブロックに記述する『署名』(Witness)を、『隔離』(Segragated)することで1ブロックの容量を実質的に拡大させる方法。ハードフォークせずにスケーラビリティ問題を改善することができる。

【BIP141】

Segwitについて書かれた改善提案。

頻出する以下の3つのBIPはいずれもこのBIP141をアクティベートする方法を規定したもの。version bits1のシグナルを発信していないブロックを無効にすることで、その後、BIP141がアクティベートされることを目的とする点で共通している。

【BIP9】

2016年10月からマイナーによるシグナリング開始。2017年11月15日までにシグナリングが95%になると、version bits1のシグナルを発信していないブロックを無効にする。
実際には、2016年10月からシグナリングがはじまったものの、多くのマイナーの同意を得ることができず、いずれ期限切れを迎え、廃案となりそうな展開だった。

【BIP148】

いわゆるUASF(User Activated Soft Fork)。
他のBIPと異なり、2017年8月1日になると支持率を問わず、version bits1のシグナルを発信していないブロックを無効にするという過激な提案。これによりハードフォークと同様の分岐が生じる上、予測不能な再編成(長期間の取引履歴が消える)可能性があり、8月1日に向けて相場が混乱するきっかけとなった。

【BIP91】

version bits4のシグナルを採用。それが80%になったらロックイン(2017年7月21に達成)。アクティベートされたら(2017年7月23日予定)version bits1のシグナルを発信していないブロックを無効にする。

bitsって何?

さて、上記BIPを支持しているかどうかを、マイナーたちは採掘ブロックにシグナルを埋め込むことで意思表示しています。その名前が、「version bits1」「version bits4」など。

このシグナルは、こちらで確認することができます。

Bitcoin Blockchain statistics - XBT.eu

Coin Dance | Bitcoin Block Details

採掘ブロックのversionの項目に、20000012とか、20000002とかがずらっと並んでいます。(今日現在ではほとんどこの2つのみ。)

XBT.euでは、

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この下一桁目がbits1、下二桁目がbits4。

  20000010              20000002               20000012
        ↑                      ↑                     ↑↑
       bit4                   bit1                   bit4 and bit1

つまり20000012ならば、bits1が2、bits4が1。これは、BIP91支持(=bits4が1)かつBIP141支持(=bits1が2)を示しています。

こちらを参考にしました。

bitcoin.stackexchange.com

今後のスケジュールは?

スケジュールを整理すると、

  • BIP91ロックイン 21日昼ごろ
  • BIP91アクティベート ブロック#477,120=日本時間23日の夜7時ごろ
  • BIP91がアクティベートされるとネットワークは、BIP141(Segwit: version bits1)のシグナルしていないブロックを不正として拒否する
  • これにより速やかに95%に達し、2週間後BIP141(=Segwit)がロックインされ、その2週間後にアクティベートされる

爆上げ相場継続となりますかどうか。

私は8月1日のビットコンキャッシュのハードフォークを見届けてから参戦するといたします。

【和訳】ビットコインキャッシュHP

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UASF不安モードから一転、相場は爆上げ中。

みなさんそうでしょう、正直最新情報を追うのがしんどいですね。でも仮想通貨の未来を考えてゆく上で重要な局面。動向をしっかり見つめてゆきたいです。

さて、現在の爆上げの原因は、

  1. Jihanがビットコインキャッシュを立ち上げて独立を宣言
  2. BIP91シグナルが80%を超えてSegwit2x確定(そしてUASF懸念を払拭)

ですよね。

個人的にはヨーロピアンさんの記事のとおり、まだ油断できないと思っています。

Jihanが立ち上げたとされるの例の独立宣言サイトの和訳、して見ました。

あまり濃い内容はありませんでしたが、よろしければご参考まで。

Jihanが「ワシらがサトシナカモトのビジョンを継承する本流」と言い切っているあたりは味わい深いです。

誤訳や技術面での間違いのご指摘歓迎いたします。

Bitcoin Cash | Home

ビットコインキャッシュ P2P電子マネー

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2017年8月1日、私たちはビットコインに新風を吹き込みます。

マイナー、開発者、投資家、およびビットコインユーザーのグループは、User Activated Hard Fork(UAHF)で規定したとおり、ビットコインプロトコルをアップグレードします。私たちのリードに従いたくない人は、好きなチェーンの方を自由に使うことができます。

UAHFを実装するマイナーは安全に分割され、ビットコインの新しいバージョン「ビットコインキャッシュ」が作成されます。現在のビットコイン保有者はすべて自動的にビットコインキャッシュを所有します。分割時点での元帳は保存されるため、ユーザーは分割前の残高をそのまま保持します。

ビットコインキャッシュは安全なお金を世界にもたらします。加盟店やユーザーは、割安な手数料や信頼性の高い承認を得ることができます。無制限の成長、世界的な採用、無許可のイノベーション、および分散型開発により、未来は明るく輝きます。

これらの理想は達成することができますが、それはあなたの成功に依存します。マイナー、投資家、そしてユーザーの皆様のサポートが必要です。P2P電子マネーとして、サトシナカモトの提案したビットコインのオリジナルのビジョンを達成するために、私たちと一緒にご参加ください。

フォーク日時

2017年8月1日 日本時間午後9時20分

新たな特徴

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ブロックサイズ制限の増加 ブロックサイズ制限を8MBに直ちに増加させることで、ユーザーが求めていた安心を提供します。

リプレイ対策とワイプアウト対策 2つのチェーンが存続する場合、ユーザーの混乱を最小限に抑え、綿密なリプレイ対策とワイプアウト対策により2つのチェーンの安全で平和な共存を可能にします。

新しい取引タイプ リプレイ対策技術の一環として、ハードウェアウォレットセキュリティの向上のための入力値の署名や、二次ハッシュ問題の排除などの追加の利点を備えた新しい取引タイプを導入しています。

取引所

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ViaBTC KEX

ウォレット

BitcoinABC ElectrumCash

対応取引所、対応ウォレットが増え次第追加します。

世界一の通貨

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早い 数秒で取引、数分で承認。
信頼できる 詰まることのないネットワーク。
割安な手数料 ほんのわずかな手数料で世界中に送金。
シンプル 使いやすい。面倒なことはありません。
安定 価値の保存が証明された支払システム。
安全 世界で最も堅牢なブロックチェーン技術。

FAQ

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ビットコインキャッシュって何?

ビットコインキャッシュは、インターネットのP2P電子マネーです。中央銀行を持たず、完全に分散化されているので、システム運営のために信頼できる第三者を必要としません。

ビットコインキャッシュはビットコインとは違うの?

はい。ビットコインキャッシュは、P2Pのデジタルキャッシュとしてのビットコインプロジェクトを継続するものです。これはビットコインのブロックチェーン台帳の分岐であり、アップグレードされた合意ルールに基づき、拡大および拡張することが可能です。

ビットコインを所有している場合、自動的にビットコインキャッシュも所有しますか?

はい。 ビットコインキャッシュは元帳のフォークであるため、台帳分岐時にビットコインと同じ量のビットコインキャッシュを所有していることを意味します。ただし、ビットコインが取引所などの第三者によって保管されている場合、その取り扱いについてはそちらに問い合わせる必要があります。

新しいブロックチェーンと古いブロックチェーンの間で、取引のリプレイはどのように処理されますか?

ビットコインキャッシュの取引には、SIGHASH_FORKIDと呼ばれる新しいフラグを使用します。これは、従来のブロックチェーンにおいて標準ではありません。これにより、ビットコインキャッシュの取引がビットコインのブロックチェーン上でリプレイされることを防ぎます。逆もまた然りです。

ビットコインキャッシュを作成するためにフォークが必要なのはなぜですか?

従来のビットコインのコードでは、ブロックあたり最大1MBのデータ、つまり1秒あたり約3取引という制限がありました。この制限を引き上げることは技術的に簡単には簡単ですが、コミュニティは長年にわたる議論を経ても合意に到達できませんでした。

1MBのブロックサイズがビットコインに問題を引き起こしましたか?

はい、2017年には、容量が「目に見えない壁」に当たっていました。手数料が急騰し、ビットコインは信頼できなくなりました。一部のユーザーは、数日待っても取引が承認されないということが起こるようになりました。
ビットコインの成長は止まりました。多くのユーザー、商人、企業、投資家がビットコインを放棄しました。その市場占有率は他の仮想通貨全体の95%から40%に急激に低下しました。

ビットコインキャッシュはこれらの問題を解決しますか?

はい。 ビットコインキャッシュは、大規模なオン・チェーン・スケーリング手法の一環として、すぐにブロックサイズの上限を8MBに引き上げます。これにより全員の取引のために必要な、十分な能力が確保されます。
ビットコインキャッシュを使用すると、手数料が安く、承認が速くなります。ネットワークは再び成長可能となります。ユーザー、商人、企業、投資家が復帰します。

ブロックサイズの引き上げは簡単なのに、なぜビットコインはそうしなかったのですか?

一部の開発者は、サトシナカモトが作成したP2P電子マネーのオリジナルのビジョンに同意しませんでした。代わりに、彼らはビットコインを決済層にすることを求めました。
多くのマイナーやユーザーはこれらの開発者を信頼していましたが、一方で一部のマイナーやユーザーはその開発者がコミュニティを予期せぬ方向へ導いていると認識していました。
ビットコインのとても異なる2つのビジョンに互換性がほとんどなく、結果としてコミュニティの分断につながりました。

どの開発チームがビットコインキャッシュを担当していますか?

ビットコインの以前の状況とは異なり、ビットコインキャッシュの開発チームは一つではありません。複数の独立した開発者チームが存在するようになりました。
この開発の分散化(およびソフトウェア実装の分散化)は、必要かつ重要な前進です。

© 2017 BitcoinCash.org

UASFについて思うこと その2

medium.com

来ました、超優良ポスト!

多くの方も、「UASF についての、今までで一番わかりやすい解説!」と絶賛されているようですね。私もそう感じました。

そして、昨日私が書いた記事と全く同じ見解だったのが何より嬉しいです。

この記事、ぜひ皆さんに読んでいただきたいですね。

UASFにおける新プログラムを採用した新しいノードの挙動はこうです。 古い台帳と互換性を持ったプログラムを走らせるために、新プログラムの台帳は問題なく古いバージョンのノードにもコピーされます。しかしながら、従来の台帳のコピーは全て拒否します。

つまり、全ての基本である「送信されてきたチェーンが自分の持っているチェーンより長ければより長い方のチェーンを採用する」というルールを完全無視するのです。 

これは言い換えると、相手にコピーするときはソフトフォーク的、しかし相手からコピーされるときはハードフォーク的であると言えます。 

台帳追記速度で従来のノードが圧倒的に上回る場合です。想定されるケースとしてはこちらの可能性の方が高いでしょうか。 この場合、新方式のノードは台帳が短いために相手にコピーできない。そして従来のノードは台帳が長いにも係わらず相手に拒否されてしまうためコピーできない。ほとんどハードフォークと同様のことが起こります。

しかしながら、ハードフォークと決定的に違うのは「従来のチェーンはいつ新方式に追い抜かれるか分からないという恐怖と常に戦わなくてはいけない」ということです。 追い抜かれた瞬間にそれまでの歴史は全て無効化され新台帳に上書きされてしまうわけですから、これは当然です。

「一般的には6承認を待つとほぼ間違いなく安全」と前述しました。しかしこの状態では1000承認されようと1年経とうといつまででもその送金が「なかったこと」にされる可能性があります。

 そうなんですよね、UASFってソフトフォークって名乗ってるのにハードフォーク的に成長して、ハッシュレートが圧倒的になったら、ごっそり相手を飲み込むんですよね。うん、ぜんぜんソフトじゃない。かなり過激。ハードを通り越して、ラジカルフォークとでも呼びたい。

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やはりこのまま事態が収束しなければ取引所は8月1日直前に対BTCペアの全通貨を取引停止にせざるを得ないでしょう。

Bityは良心的に、取引停止を早い段階で発表してくれましたが、他の取引所はいつ頃声明を出してくれるのでしょう?

 

いずれ取引停止にせざるを得ないとわかっていても、市場の混乱を避けるために、ギリギリまで発表できないのではないでしょうか。

 

8月1日に東京に大地震が来るって、かなりの確度で予想できたとしても、実際発表するのはむずかしいですよね。確実にパニックが起こりますから。それと同じなのではないかと感じています。

そして今すべきは相場の暴落を悲観するより、BTCフォーク問題の先にある未来を正しく理解することですよね。

【和訳】BTC取引所 Bityによる声明文

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 昨日の初ブログ投稿の直後、敬愛するカズ様の今まさに気になるツイート!

予見されていた取引停止に関する取引所声明をいち早く仕入れて来られるあたり、さすが、カズ様。お耳が早い!

内容が気になって仕方がなかったので、仕事より帰宅後、早速和訳チャレンジ。

要約すると、

  1. ハードフォークを検知したら、対BTCペアの取引を停止
  2. 取引停止は早ければ7月29日
  3. 取引停止理由は、ユーザの資産保護の見通しが立たないから
  4. どうしても取引したいという人はかなりの覚悟が必要
  5. 取引するにはオフチェーン取引(先物やFXのこと?)可能な取引所を探せ
  6. そして絶対にオンチェーン取引(通常の取引?)はしちゃダメ!
  7. Bityが取引中止にするのは対BTCペアのみ その他ペアは通常通り

って感じだと思いました。

このままだとやっぱり来そうですね、世界的なBTC取引停止。

 

気になったのは、ハードフォークを検知したら取引停止、って言ってるように読み取れるところ。(as soon as we detect non-reversable changes on the network = 不可逆的な変化を検知したら、すなわち、ハードフォークしたら、ってこと?)

UASFがアクティベートされたら取引停止、と言っているのではないように読み取れます。でもUASFはソフトフォークと言いながら、Reorgが 起こらずにどちらのチェーンも伸び続けている状態がありえますよね。(特にBIP-148チェーンのハッシュレートが劣勢の場合。)つまり元は一つのコインが、分裂して2本の別のチェーンとして伸びて言っている訳で、これは結局ハードフォークと同じになりますよね??? 違うのかな。。

 

UASFって、ソフトフォークと名乗っているけど、ハードフォークのようでもある。理解が難しいですね。 

 

全文をご覧になりたい方は以下をどうぞ。

慣れない和訳のため誤訳ひそんでると思いますが、思い切ってシェアさせていただきます。

 

誤訳やご指摘や見解など、いただけましたら嬉しいです。

みなさまはどうお考えになりますか?

ビットコインハードフォークへの備え
Preparing for the Bitcoin Hardfork

At the end of this month of July, during several days, the Bitcoin network might go through one of the most contentious changes in its history. (Read more about it here). There are several competing proposed changes that could lead to a Hardfork of Bitcoin. (Read about the important dates here). At Bity we are already preparing for this.

7月末より数日間、ビットコインネットワークは史上最大の変化を経験する可能性があります。ビットコインネットワークには、ハードフォークにつながる競合するいくつかの変更点の提案があります。Bityではすでにその対応を準備しています。

イーサリアムハードフォークから何を学ぶの?
What can we learn from the Ethereum Hardfork?

When preparing for such an event, the first thing you might do is look for past experiences. The most recent one we had to go through is the Post-DAO Ethereum Hardfork in 2016. The situation was very different as there was a large consensus between users, miners and developers to follow the proposed changes. However, which came as a surprise to us, the classic chain kept on going. It has since then developed its own community. Like many, we had to implement replay-attack prevention as soon as it was clear the classic chain was surviving.

そんな時まず行うべきは、過去の事例に学ぶことです。直近では2016年、DAO後に起こったイーサリアムのハードフォークがありました。しかし今回と状況が異なるのは、ユーザー、マイナー、開発者間で変更案への確かな合意があったことです。しかし驚いたことに、クラシックチェーン(ETC)の伸張はフォーク後も継続しました。そしてETCコミュニティーも拡大してゆきました。こうしてクラシックチェーン(ETC)の生き残りが明らかとなったので、私たちや他の取引所はリプレイ攻撃対策を実装したのです。

We learned the worst can always happen. Even with a strong consensus, a Hardfork can happen. It is clear now, within the crypto-economy, the ability to manage hardforks for our users will be one of the key differentiators for providers like us. So we will prepare for a Hardfork scenario.

私たちはいつでも最悪な事態が起こりうることを学びました。確かな合意があったとしても、ハードフォークは起こります。現在仮想通貨界において、私たち取引所がハードフォークへの確かな対応力を持つことは、ユーザー保護において他の取引所と差別化を行う上で大きな要因となっています。そこで私たちは、ハードフォークに備えるシナリオを準備しました。

全て実際に起こったらBityはどうするの?
What will Bity do when all of this happens?

We will stop any Bitcoin trading as soon as we detect non-reversable changes on the network. This could happen as soon as 29th of July. 

We will implement replay-protection. This is being worked on right now. We are planning to opensource tools for the community if we succeed in building workable replay-protection scripts.
We will start Bitcoin trading as soon as the dust settles and we know which chain(s) is(are) surviving.

私たちは、ビットコインネットワーク上で不可逆的な変化(ハードフォーク)を検知し次第、ビットコイン取引を停止します。取引停止は7月29日になると同時に行われるかもしれません。私たちはリプレイ対策を実装します。これは現在作業中です。実行可能なリプレイ対策スクリプトの構築に成功したら、コミュニティ用ツールをオープンソース化する予定です。そして騒動が決着し、いずれのチェーンが生き残るか、もしくはどちらも生き残るのか、それが明らかになり次第、ビットコイン取引を再開します。

なぜ取引停止にするの?
Why stop trading?

Our main focus is security, including security of funds. When these changes are pushed on the network, we don't feel we can provide such security to our users while maintaining a continuous service. This could of course change depending on the availability of tools and/or developments on the network.

私たちが最も大切にしているのは資産の安全性を含む、安全性です。こう言った変化がネットワークに送信されると、取引サービスの提供とを継続しながら、ユーザへ安全性も同時に提供することは不可能となります。しかし実際に取引停止となるかどうかは、ネットワーク上のツールや開発の有効性に応じて変わる可能性があります。

でも価格が動いたら取引したい!
But I want to buy and sell when the price moves!

We believe that the security of our users funds is too important to compromise. If you want to trade during that time, prepare yourself. Find exchanges that will continue offering offchain trading and make sure you have enough liquidity already deposited at the exchange. Exchanges are likely to temporarily suspend deposits and withdrawals. We strongly advise against onchain trading during that period.

私たちは、ユーザーの資産の安全性が第一なので、この点で妥協することはできないと考えています。この期間にどうしても取引したいとお考えなら、十分覚悟をして下さい。そしてオフチェーン取引の提供を継続する取引所を探し、入金されている資産の流動性が十分であることを確認して下さい。取引所は一時的に入出金を停止する可能性が高いです。この期間は絶対にオンチェーン取引をしないよう強くお勧めします。

イーサリアムや他のアルトコインはどうなるの?
What about Ether and other cryptos?

We will continue to provide Euro-ETH, CHF-ETH, Euro-REP, CHF-REP and ETH-REP during that period of time. We will be only stopping BTC related pairs.

Euro-ETH, CHF-ETH, Euro-REP, CHF-REP and ETH-REPに関しては取引を継続します。
取引停止となるのは対BTCペア通貨のみです。

Bityはどちらを支持するの?
Which changes do Bity support?

As individuals within Bity we might have different opinions. As a service provider working with several cryptocurrencies, we will always support chains that retain the community's ideals. This includes a large user base, a strong and inclusive development team, a diverse mining landscape and a strong vision. Regardless of the outcome, we will continue to work and support the community. We are focusing on replay protection and protection of our users. Moving forward is the only option.

Bity社内でも個人間で意見が分かれています。複数の仮想通貨を取り扱うサービス提供者として、私たちは常にコミュニティの理念を保持する側のチェーンをサポートします。これには、大規模なユーザー基盤、強力で包括的な開発チーム、多様なマイニング情勢、強いビジョンが含まれます。結果によらず、私たちは引き続き業務を行い、コミュニティを支援します。何より私たちはリプレイ攻撃対策とユーザーの保護に重点を置いています。そしてただ、前進あるのみです。

UASFについて思うこと

8月1日のBTCフォーク問題の発端になったUASF。

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いくら情報をあつめても、自分の理解力では正しく理解できている自身がありません。

しかし、これだけは確かかな、って思うことがあります。それは、

8月1日にUASFがアクティベートされたら、取引所はBTCを取引停止にせざるを得ない。

ということ。

 UASFについての解説はこちらをどうぞ。

btcnews.jp

 取引所(販売所)の立場で考えてみましょう。

レガシーチェーン(上記サイトのnon-UASF chain)がある日突然ごっそり「なかったことになってしまう」ということはつまり、

それまで買い取っていた、代金支払い済みのBTCがごっそり消えてなくなる!

つまりBTCはごっそりなくなりますが、支払い済みのFIATは戻ってきません。

こんなことが予見されるのに、取引なんてできるわけないんじゃないでしょうか?

序盤UASFチェーンが劣勢だけど、じわじわと支持を集めて、現状取引承認完了とされるチェーン数(6チェーン?)以上レガシーチェーンが長くなった後で、 UASFチェーンがレガシーチェーンを追い越すと、取引所にとってはマズいわけです。

代金を支払ったのに、手元のBTCが消えるのです。

そしてこれは利用者にとっても同じ。買ったはずのBTCが消えてしまうかもしれない。でも支払ったFIATは取引所が何らかの処置をしてくれない限り、すぐには帰ってこないんですよ。

マイナーのUASF支持が圧倒的となるか(90%?)、UASFアクティベートが中止にならない限り、取引所からBTCが消える

が私の予想。

 よく見かけるのが、8月1日までにBTCをハードウェアウォレットに退避、騒動が決着するまで安易に取引しない、という見解。でもさらに一歩踏み込んだ予想があまりないもので思いきってみなさまに問いかけてみました。

みなさまの見解はいかがでしょうか。

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