【仮想通貨と確定申告】その13 仮想通貨Excel元帳の使い方(帳簿選択タブ)
絶賛暴落中。
でしたが、9月15日20時台から急激に戻し始めましたね。
ナンピン、は今の所しそびれています。
さて、Excel元帳の使い方、解説3回目。
今回は「帳簿選択タブ」についてお話しします。
3.帳簿選択タブ
「帳簿選択タブ」だなんてたいそうな呼び方してますが、つまり普通のExcelシートの切り替えタブです。
「仕訳帳」タブ以外は、タブに書かれている通貨名の「商品有高帳」です。
JPY以外の取引では、その通貨の残高と仕入れ単価を記録するために、「仕訳帳」に記入をする都度、「商品有高帳」にも記入をしなければなりません。めんどうですが頑張りましょう。
「BTC」タブをクリックしてください。
一番左の列より「#」。これは仕訳帳エリアの説明のときにも出てきました。帳簿番号です。 対応する仕訳帳の入力の「#」欄に記載します。突合しやすくするために記入します。
解説不要の「日付」。
そして、「受入」エリア、「払出」エリア、「残高」エリアと続きます。
「残高エリア」は自動計算です。入力可能な「受入」エリア、「払出」エリアは背景をグレーに着色しています。
「受入」に記載した取引はプラス、「払出」に記載した取引はマイナス、それを集計したものが「残高」になります。商品有高帳の仕組みはこちらで紹介しています。
各エリアには「数量」「@」「金額」欄があります。
「数量」は通貨の数量、「@」は単価なので、
「金額」=「数量」×「@」
の関係です。
最後に「残高」エリアの先頭行にはみ出て記載されている数値について解説します。
これは、「数量」「@」の最終行の値を転記しています。すなわち、最終的な「数量」と「残高」を表しています。この値は仕訳帳から参照しているため、単に参照しやすくする目的で先頭行に転記しています。特に数量については、仕訳帳での集計値と、こちらの残高は一致するはずです。記載に間違いがないか確認するために、一致していればOKと表示されるようにしていると、「残高表示エリア」の記事で説明しました。照合しているセルがわかりやすくなるように、どちらも青色に着色してあります。
おつかれさまでした。
取説、ってよむのしんどいですよね。
本当はさわって直感的にわかる、完成度の高いファイルを作りたいんですよ。
でもハイレベルすぎて今の僕にはできません。。泣く泣く取説で補完することとなりました。
「仮想通貨Excel元帳の使い方」と題しまして、3回に分けてファイルの構成を解説いたしました。
最後までお読みくださった方、本当にありがとうございます。
次回からは、「解説用」ファイルの黄色に着色したセルに書いたサンプル取引を、実際に入力する手順を解説いたします。