暮しの仮想通貨

いっしょに考えましょう、通貨の未来について!

【仮想通貨と確定申告】その1 正しい取引の記帳について考える

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おなじみのマーケットキャップ。

8月1日以降、5月バブル相場の再現のような好況がつづいています。そして8月6日には、6月13日ごろのバブル相場ピークの規模を更新!

こういうときは精神的に余裕が出ますね。

 

Blockfoilioを何度チェックしても、保有資産が悲しい状況になっているときは「納税」について考える心の余裕なんてどこかに行ってしまいます。

相場に元気があって、心に余裕があるときこそ、来るべき「納税」に備えてちゃんと考えておきましょう。

 

さて、仮想通貨へは今年参入組の方、大変多いと思います。

かくゆう僕も参入開始は今年4月。なのでまだ仮想通貨取引による納税はまだ経験がありません。納税すなわち確定申告。確定申告には日々の備えが必要。備えあれば嬉しいな。違った、備えあれば憂いなし。

 

納税に対する考え方について、いつも参考にさせていただいているマナ様の記事が大変参考になりました。まだお読みでない方は、本日の記事をお読みになる前にぜひご一読ください。絶対にためになりますよ。

bitcoiner.link

 

マナ様の記事のとおり、仮想通貨の納税に関しては税務署により見解が異なるのが現状のようです。

また今年は4月1日に仮想通貨法(改正資金決済法)が施行されたり、7月1日より仮想通貨の取引について消費税が非課税になったりと、法規面での改正が相次ぎました。ということは、税務署の見解も昨年までとは大きく変わってくる可能性もあります。

bitcoinlab.jp

thefinance.jp

 

税率や利益に対する解釈など不透明な状況が今後もしばらく続きます。

というわけで僕たちが今取り組んでおくべきことは、その不透明な部分を予測することではなく、来るべき確定申告に備えて、取引を正しく記帳しておくこと。

 

本日は取引の正しい記帳について考えておきましょう。

記帳の意義

記帳の意義はズバリ、「利益を把握すること」。

所得税は「利益」に対してかかります。なので1年間の取引で得た「利益」が一体いくらなのか?を正しく把握できるようにしておくことがとても大切。来年の2月頃になって重い腰をあげても遅いんです。きっと1年分の取引を遡って正しい「利益」を計算するのなんて、途方にくれてしまいます。絶対に逃げ出したくなりますよ。えぇ、特に僕は。何の事はない、所得税減税のための確定申告だって、終わってみれば大したことない作業なのに、取り掛かるまではすっごく面倒で気が重くなるんです。

そうならないために、取引のたびに記帳をしておきます。

まずはじめに、本業があってサイドビジネスとしてビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)の取引をしているのであれば、仕訳け・記帳は必要無いそうです。

青色事業者で仮想通貨取引をした場合の確定申告記述方法

もちろん青色事業者や法人でなければ、記帳は義務ではありません。

しかしここで言う記帳とは税務署に提出するための複式簿記による記帳のこと。

税務署に提出するための複式簿記による記帳ではなくても、自分の利益を計算するためのメモ的な記帳は絶対に必要ですよ!

 

この記事は長くなりそうなので、何回かに分けて書くことにしましょう。

今回のまとめ

確定申告には、正しい利益の把握が必要。
記帳の意義は、正しく利益を把握するため。確定申告に備えて、記帳しておくことは絶対に必要!

次回に続きます。

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