BIP91って何? bits1って何? 爆上げ相場のキーワード
爆上げ相場、継続中。
BIP91がロックインされたことに加え、ネットワーク分裂回避に必要な、Segwit支持シグナル「version bits1」も95%以上確認されていることが安心材料となり、買いにつながっているのでしょう。
さて、BIP91やら、bits1やら、難解な用語が頻出しています。
一生懸命しらべたけど、これ絶対忘れる。
理解を固めるために、ノートしておきます。
こちらを参考にしました。
BIPって何?
【BIP】
BIPとは、Bitcoin Improvement Proposalsの略。「ビットコイン改善提案」のこと。
ビットコインの改善提案は、提案ごとにBIP○○と番号が振られている。
最近よく見かけるのは、BIP9、BIP91、BIP141、BIP148の4つ。
【Segwit】
ブロックに記述する『署名』(Witness)を、『隔離』(Segragated)することで1ブロックの容量を実質的に拡大させる方法。ハードフォークせずにスケーラビリティ問題を改善することができる。
【BIP141】
Segwitについて書かれた改善提案。
頻出する以下の3つのBIPはいずれもこのBIP141をアクティベートする方法を規定したもの。version bits1のシグナルを発信していないブロックを無効にすることで、その後、BIP141がアクティベートされることを目的とする点で共通している。
【BIP9】
2016年10月からマイナーによるシグナリング開始。2017年11月15日までにシグナリングが95%になると、version bits1のシグナルを発信していないブロックを無効にする。
実際には、2016年10月からシグナリングがはじまったものの、多くのマイナーの同意を得ることができず、いずれ期限切れを迎え、廃案となりそうな展開だった。
【BIP148】
いわゆるUASF(User Activated Soft Fork)。
他のBIPと異なり、2017年8月1日になると支持率を問わず、version bits1のシグナルを発信していないブロックを無効にするという過激な提案。これによりハードフォークと同様の分岐が生じる上、予測不能な再編成(長期間の取引履歴が消える)可能性があり、8月1日に向けて相場が混乱するきっかけとなった。
【BIP91】
version bits4のシグナルを採用。それが80%になったらロックイン(2017年7月21に達成)。アクティベートされたら(2017年7月23日予定)version bits1のシグナルを発信していないブロックを無効にする。
bitsって何?
さて、上記BIPを支持しているかどうかを、マイナーたちは採掘ブロックにシグナルを埋め込むことで意思表示しています。その名前が、「version bits1」「version bits4」など。
このシグナルは、こちらで確認することができます。
Bitcoin Blockchain statistics - XBT.eu
Coin Dance | Bitcoin Block Details
採掘ブロックのversionの項目に、20000012とか、20000002とかがずらっと並んでいます。(今日現在ではほとんどこの2つのみ。)
XBT.euでは、
この下一桁目がbits1、下二桁目がbits4。
20000010 20000002 20000012
↑ ↑ ↑↑
bit4 bit1 bit4 and bit1
つまり20000012ならば、bits1が2、bits4が1。これは、BIP91支持(=bits4が1)かつBIP141支持(=bits1が2)を示しています。
こちらを参考にしました。
今後のスケジュールは?
スケジュールを整理すると、
- BIP91ロックイン 21日昼ごろ
- BIP91アクティベート ブロック#477,120=日本時間23日の夜7時ごろ
- BIP91がアクティベートされるとネットワークは、BIP141(Segwit: version bits1)のシグナルしていないブロックを不正として拒否する
- これにより速やかに95%に達し、2週間後BIP141(=Segwit)がロックインされ、その2週間後にアクティベートされる
爆上げ相場継続となりますかどうか。
私は8月1日のビットコンキャッシュのハードフォークを見届けてから参戦するといたします。